田中さんの檸檬畑④

檸檬の木にかかっている布はなんだと思いますか?
これは霜よけです。冬場の檸檬にとって朝霜は大敵。
一本一本霜よけの布をかぶせていくのは時間がかかるそうです。
「手間かかりますね」
「かかるなぁ。でも大事なことやから」
そんな専業農家田中さんの収入は必ずしも豊かではないそうです。
柚子農家福岡さんのお宅でもお聞きしましたが
「食っていくのは大変や」
「食べてくれる人への気持ちから(自分は)農業をしとる。
でもとても自分の子供には(手間も収入も)大変で継がせられん」
田中さんは50歳後半で、専業農家では近くでは一番若いそうです。
「10年後、20年後農家がおらんようになるかもな。」
色々考えさせられた訪問になりました。

帰りぎわに田中さんの農園でとれる果物を幾つもいただきました。
その果物達をながめながら平和酒造のお酒造りはつくづく
和歌山という土地に支えられていると感じました。
農作物を取り巻く環境を農家さんの暮らしを
少しでもお酒造りを行うことで変えたいと真剣に考え始めた今日この頃です。











