鶴梅 蔵人ブログ

« どこよりも早い(笑)紀州梅の結実予想。 | メイン | 檸檬農家さん訪問① »

結実予想の続き

昨日の続きを・・・
どうして結実(花が実をつける)割合が高いかということですが、
①昨年、一昨年と不作だった
②今年は冬が非常に厳しかった
という理由が挙げられます。


昨年、一昨年と不作、不作だから今年は豊作?!単純jすぎないか?
とお叱りを受けそうですが昨年、一昨年と不作続きということは
その間に梅の木自体が休まっているともいえるのです。


また今年は和歌山も非常に厳しい冬でした。
梅の開花が遅れ今もまだ咲いてる木もあります。
桜の開花と重なっているほどです。
冬が厳しくて、梅の花の開花が遅れたら
なんだか結実するためにはよくないように思いませんか?
私も農家さんに話を聞くまではそういうふうに思っていました。


しかしまったく逆なんです。


結実のためは蜜蜂さんをはじめとする虫さんが必要です。
蜜蜂さんが梅の花の中で舞うことで
おしべからめしべへ花粉が移り受粉が起こります。
つまり蜜蜂達がいることが条件なのです。
虫たちは厳しい冬が過ぎ、暖かくなってはじめて長い冬の眠りから覚めます。
暖かい冬ですと梅の開花が早まり虫の目覚めが遅いため受粉が起こりません。
今年はしっかりと厳しい寒さがあり春を迎えたので
梅の開花と虫の活動開始がぴったりとあいました。
菜の花と平和酒造.jpg
ともすれば冬は暖かく、夏は涼しいのが人間としては快適でありがたいことです。
しかし、梅の結実をはじめとする自然環境でいえば、
きちんとした寒暖の差、四季の移り変わりは本当に大事なのです。

ちなみに梅の豊作、不作や梅の実の年毎の特性は今後の気象状況しだいです。
降水量や日照時間、温度などにもろに影響を受けます。
梅の生育状況もまた報告しますね。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tsuru-ume.com/mt/mt-tb.cgi/36

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

このページのトップへ

Copyright (C) 2005 HEIWA SYUZO All Rights Reserved.
プライバシーポリシー