持続可能とは
酒造りにおいて出てくる副産物がたくさんあります。
酒粕、蒸留粕、梅酒梅(引き上げたあとの梅)、
柚子や檸檬の皮、米の磨ぎ汁などなどです。
私が蔵に戻るまでは多くが手つかずのままで
酒粕以外は焼却したり(業者さんを介して)捨てていたりしました。
再利用の処理は蔵にとって手間のかかることで
つい後回しにしてしまいがちです。
しかし、そういう状況が嫌で県内の加工業者さんや
肥料業者さんを何件もあたっています。
先日も梅酒梅を引き取っていただく話も新しくまとまりました。
米の磨ぎ汁に関しても処理を行うことも行いはじめました。
まだまだ、していきたいことのごく一部ですが、
しっかりと前進させていきたいと思います。
持続可能ということや
循環型ということは新しい言葉です。
でも古くから行っていることで地道な試みの連続です。
もともとお酒業界はこの意識が高い業界でした。
使用瓶を洗瓶したり箱を回収し再利用するということを行っていました。
酒造りのほうでも、アルコールの含まれる酒粕は
田んぼにそのままではまけないので
一旦蒸留を行いアルコール分を抜き、
その後田に返すということを行っていました。
(これが粕取り焼酎のはじまりです)
お酒業界で受け継がれてきたこの精神性を大事にしていきたいです。