鶴梅 蔵人ブログ

« 2006年06月 | メイン | 2006年08月 »

2006年07月27日

今年の柚子は・・・?

長雨がようやく明けた一昨日、久しぶりに紀美野地方の柚子農家福岡さんのお宅にお邪魔しました。
今年のはじめにお願いしていたことが気になったからです。
そのお願いしていたこととは有機無農薬で柚子を作っていただくことです。


鶴梅でつくる「ゆず酒」は皮ごと搾ります。
皮ごと搾るということは皮の持つ香りや味わいなどを出すという意味でプラスの部分があります。
しかし、一方で皮ごと搾ってしまっているので農薬などがたくさんかかっていた場合、
そのままお酒の中に農薬が入ってしまう危険性もはらんでいます。
平和酒造で使うゆずは、実より下の除草剤を実のならない時期にしかまかないものなど
低農薬のゆずを使用しています。
また福岡さんに今年お願いしたように契約農家さんには無農薬有機で栽培していただくようにしています。
福岡さんにそのお願いをした時、ずいぶん真剣に悩まれていました。
しかし、何度もお願いする中で理解をしていただき初めて取り組んでいただいたのです。


無理してお願いしたのに、柚子の生育状況が悪くないかな、病気にかかってないかななど心配していました。
伺って、おそるおそる生育状況を尋ねてみました。
すると
「それやったら見にいこか」
と軽トラに二人で乗り福岡さんの柚子畑に向かいました。
「あそこやで」
指をさす福岡さん.jpg


福岡さんの指の先にはしっかり
青い柚子.jpg
柚子の子供が!!
「傷みたいなのがありますけど味には問題ないですか?」
「無農薬やからな。見てくれはわるいわな。でも味には全然問題ないで」
今年は福岡さんの畑では、まずまずの出来だそうです。
ほっと胸をなでおろしました。


5月にお邪魔した和歌山の南、古座川「平井の里」の前田さんにも電話をしてみました。
今年の柚子はやはりまずまずだそうです。
ただずいぶん畑ごとに出来不出来があるそうです。
これから収穫の11月まで台風が多いですが、無事育ってほしいものです。

2006年07月24日

長梅雨

雨が続きますね。
九州のほうではずいぶん被害が出ているようで、
いつもブログを見ていただいている方のご無事をお祈りしております。


昨日は、土用の丑の日でしたが「うなぎ」は食べられましたか?
テレビを見ていたらうなぎを土用に食べる習慣の始まりは、
平賀源内がうなぎ屋をプロデュースする際に言い始めたことだそうです。
もともと土用の丑の日に「う」の字のつく物を食べれば、
夏ばてしないという言い伝えがあったのからヒントを得たようです。


「う」のつく物は何でもいい!!
ということで昨日の晩酌は、
嫁さんが買ってきた天然炭火のうなぎと梅酒でした。
長梅雨に負けない体力がついたような気がします。

2006年07月18日

田植え後

今日は午後から大雨になるそうです。
まだ和歌山は降っていませんが、不穏な生暖かさで包まれています。
大雨になる前にということで田植え後4週間目の写真を撮ってきました。


田植え直後は
田植え直後.jpg
こうだったのが・・・


今では
田植え4週間後.jpg
こうです。
イヤー育ってきた!育ってきた!
この時期、本当に背が伸びるのが早くて日増しに大きくなっているように感じます。

2006年07月14日

夏のにおい

本当に夏まっさかりになってきましたね。
風が夏のにおいを運び、自分の高校時代を思い出します。
私は、10年ほど前、地方球場のスタンドに
応援団員として立っていました。


青い空、緑の芝、揺れる赤いメガホン、風になびく校旗。
強すぎる光線を浴びて全ての色が鮮やかでした。
私は、季節外れのトレーナーに長く白い鉢巻を締めて懸命でした。
応援が選手の背中を押してるんだと確信していました。


あの頃は若かったなぁと少しオヤジくさいことをつぶやきながら、
今やってることもあまり変わらないことに気づき、
夏のにおいに目を細めてしまいます。

2006年07月13日

「鶴梅 夏蜜柑」保存に関して

本日は朝からカンカン照りで先程、体感温度は40度を突破しました!!(あくまで私のです)
おかげさまで夏限定「鶴梅 夏蜜柑」はお客様からご支持をいただいているようで
色々と嬉しいメールをいただくことが多くありがたく思っています。


ところで「鶴梅 夏蜜柑」ですが、夏という季節柄もあり変色が早いようです。
(変色しても飲めなくなることはありません)
そのため720mlだけの販売にさせていただいており、
できるだけ早めに飲んでいただければと思います。
保存される際にも冷蔵庫での保存をお奨めいたします。
「まとめ買いをしたよ」と嬉しいメールをいただくことも多いので、
ブログでも念のため告知させていただきます。

2006年07月06日

唇と完熟マンゴー

唇のかゆみで朝、目が覚めた。
かゆい。
唇のまわりが腫れぼったい。
普段から胃腸は弱いほうなので何かに当たったかな。
胃腸が弱っているのかなと思っていた。
慎重に朝の洗顔をすませ、出勤。


「そうそう、台湾産のマンゴー○○さん輸入できなくなったんだって」
そう、母が私に告げる。
「○○さん、かなり(輸入販売)事業好調っていってたのに残念だね。」
と私。
そう、○○さんは台湾の友人でマンゴーの輸入販売事業も手がけている。
今年は完熟マンゴーが大人気だそうだ。
この間もテレビで宮崎産マンゴーを特集していたぐらい。
そういえば、先日も完熟マンゴーを送ってくれておいしく何度も食べていた。。。
そんなことをかきすぎて赤くなった唇の私は思い出していた。


ん?・・・
腫れた唇・・・テレビ放送・・・完熟マンゴー
ん!?!んん!?!


昨日、何食べたっけ。
晩酌は昨日は芋焼酎だった。
残り物のカレーとずいぶん飲んで
最後に・・・デザート食べたな。。。
マンゴーだ!!
ご丁寧に、卵型の完熟マンゴーにキスをするよっぱらった私の写真が携帯に残っている。


テレビでマンゴーはウルシ科と言ってたな。。。
慌ててネットを検索。
はい。私と同じ症状の方々が(苦笑)


マンゴーはウルシ科の植物です。
人によっては「かぶれ」の症状が出ます。
美味しいからといって、
くれぐれも、私と同じように皮にしゃぶりついたり、
ましてや形が卵形で綺麗だからと
キスしたりは絶対さけてください。


おいしいものに目がない私は
がまんできず今後も食べるつもりですが。

2006年07月03日

最高峰の梅酒

まさに今梅酒造りの佳境を迎え、
蔵人達の仕込む姿も鬼気迫る雰囲気を出しています。
あと少しで梅の入荷も終わりです。
なんとか事故や怪我などなしで終わることを願っています。


ところで、梅酒に最高峰ってあるんでしょうか?
毎年、更なる品質向上へ、更なる高みへと取り組んでいますが、
まだ蔵人も私も心底納得できるものができたことがありません。
出来上がった瞬間、おぉいい物ができたと思いよろこぶこともありますが、、
日がたつにつれ「これではないんではないか?
ここがしたりなかったんでは?」と疑問が大きくなります。
物造りとは、そういうものかもしれません。


今年、平和酒造では新しい挑戦をします。
名づけて「プロジェクトS」(SはスペシャルのSです)
コストなどのことをまったく考えず、
最高の素材、最高の酒、持てる技術の全てを使い、
どこまでの物に仕上がるか。
真剣勝負です。

先程まで社長とほぼ口論に近い激論を交わしていましたが、
必ずしも販売するつもりはありません。
最高においしい、平和酒造のクォリティーだ
と納得できた時だけ販売するつもりです。
納得できなかった時は、全部飲むしかないでしょう。
最後は天神様だのみですね。(苦笑)


十分に熟成をさせるつもりですので販売時期も考えていません。
「売れる前に会社がつぶれる」(社長)のは避けなければいけませんが。。。
しかし、F-1で各車会社が最高の技術で勝負し、
その副産物として技術力が上がるように、
技術を磨くために必要なことだとも思います。


「S-1」「S-2」の2本の仕込みに、
各蔵人の魂が込もります。

2006年07月01日

大宰府天満宮参拝

昨日まで福岡に出張していました。
かなりの強行日程でくたくたになりながらも、やはり大宰府ははずせません。
なにせ、梅と縁の深い菅原道真公が祭られているのですから。


こちふかば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ


政争に負け左遷を命じられた道真が
都の自邸の満開に咲く梅との別れを惜しんでの詩です。
大宰府にはその庭の梅が飛んできたという伝説があり、梅林が近くにあります。


道真は自分を左遷した政敵を怨むわけでなく、
都の平安を祈り一生を閉じたといわれています。
そんな道真公の想いとはうらはらに、
死後、平安京では怪奇現象や自然災害が続出し
「道真の怨念」と恐れられます。
そこで左遷された道真の名誉を回復し
「学問の神様」と奉り慰めたらしいです。
道真公も少し複雑だったかもしれませんね。


あいにくの豪雨にさらされながらの参拝になりましたが、
今年の梅酒がよいものになること、社員関係者皆様のご健康、
商売繁盛(いやこれがメインかもしれません苦笑)を祈りました。


しかし大宰府を参拝していてつくづく思ったのは
アジアからのお客様が多いことです。
中国語、韓国語が飛び交い、異国情緒を味わえます。
昔からアジアの玄関口と福岡は言われていましたが
まさに今そうなようです。


色々な外交上の問題などあり、
好きだ嫌いだといった話になりがちですが、
民間レベルでの人的経済的交流は活発であり
今後も年々加速するでしょう。
経済力がお互いに肩を並べていく中、
いかに隣国と接していくか、良好な関係とはどういうことなのか、
全員で考え結論を出す時がせまっています。


そんなことを韓国の子供達と
梅ヶ枝餅をほおばりながら思っていました。

このページのトップへ

Copyright (C) 2005 HEIWA SYUZO All Rights Reserved.
プライバシーポリシー