鶴梅 蔵人ブログ

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少年時代

小学校の夏休み、私はいつも網を持って溝の中をのぞきこんでいました。
私の住む溝ノ口は、その名のとおり溝の多い地域で
いくつもの溝が張り巡らされています。
昔からこのぐらいの時期には
田んぼに水を引くために多くの水が流れます。
そして上流から様々な生き物達が流れてきて命の営みを行っています。
夏休み、小学生の私にとって溝に入って
フナや蛙、ザリガニなどなど多くの生き物と触れ合うことは貴重な時間でした。


しかし、大人になるにつれ溝ノ口の溝に生物が
少なくなっているように感じて寂しく思っていました、
あぁこの辺も生き物が減ってきたのかなぁと。
そんことを思って昨日溝を覗いていました。


すると、少しいつもより多い水流の中に
船状の小さい黒い影が3つ素早く流れに逆らって
水草に隠れるのが見えました。
見覚えのある光景です。
フナだ!!
直感的に思いました。
ジーット眺めていると今度はゆっくりと3センチくらいのフナが水草から出てきました。
昔みたいに捕まえようとは思いませんでしたが、
何かすごく満足しました。
少年時代の思い出が鮮やかに蘇ったからでしょう。


確かに生き物は少なくなっているかもしれない。
しかし、それ以上にその小さな生き物達に
目を向けることを忘れていたのかもしれない。
そんなことを感じさせられた今日この頃でした。

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コメント

こんばんは。
私も幼い頃よく母の実家に遊びに行った時には水田への水補給にためにある小川が家のすぐそばにありました。その情景を思い出すたびに、とても暖かい気持ちになりますね~。今は昆虫が苦手になってしまった自分ですが、やはり虫は少なくなっていると感じます。春に水田にふわふわ浮いているカエルの卵を思しだし、とっても懐かしい情景に振り返ることができました。
小川で冷やした自家製スイカやトマトはホントに美味しかった~。

>成田 さなえ さん
書き込みありがとうございます。

私の住む和歌山県の溝ノ口はなんとかまだ自然が残っているようです。
昔は迷い蛍が寝ているときに入ってきたこともありました。
ここから少し上流に上がれば今でも蛍を見ることができます。

日々に忙しいと、ついつい忘れがちになる
日本の原風景への思いを大切にしていきたいですね。

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